ゆったりと熱弁する友人と観光地

例えば、地球を初めて見るエイリアンに「上司」を説明するなら、どうする?「霧」の成り立ちとか、いやいや、まずはこの世界についての説明からする?
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蒸し暑い祝日の夜は窓から

業務で身に着けるジャケットを購入しに来た。
コムサとかフォーマルなショップもいいな〜と悩んだけれどギャルショップも良いと思う。
華やかで元気な女性向けのショッピングビルでピタッとした服が多い。
値段はテナントによって差が表れるが、全体的にリーズナブル。
店を選び、スーツを選んでいたが、細身の物ばかり取り扱われていた。
着用後、なんとなくあか抜けているように見えるような気がする。
良い感じの服選びができて、すごく満足した。

控え目に口笛を吹く先生とあられ雲
夏休みも2週間くらい過ぎた頃の夕暮れ時。
「缶蹴り」で鬼役をしている少年は、とてもお腹がペコペコだった。
捕まえても捕まえても、缶をけられて捕まえた友達が逃げるので、もう本日の缶蹴りは終わらないんじゃないかとガックリきていた。
クタクタに疲れて家まで戻ると、ドアを開ける前に、今日の晩御飯が何かわかった。
とびっきりうまそうなカレーの匂いに、少年は疲れがふっとんだ。

雲の無い休日の早朝に目を閉じて

台湾出身のビビアン・スーは、美人で秀才で賢い人だと思う。
もう30代終わりなんて、信じられない。
過去に見たテレビ番組で、今でも覚えているのが、ビビアン・スーが、英語のみのインタビューにアンサーしていたところ。
まだ勉強している所のようだったけれどとても熱心だった。
今では英語も日本語だって、じゅうぶん話せるんじゃないかとみている。
努力家であるビビアン・スーの素晴らしさは計り知れないくらいなのだ。

どんよりした祝日の夜明けに焼酎を
家の前の庭でハンモックに寝そべり、心地良いそよ風に吹かれるのを楽しむ、休日の午後の事。
空には飛行機雲が一筋走っていた。少年は、我が家のネコが「シャギャァッ!」という大きな声にビックリして、ハンモックから下に落ちてしまった。
目を凝らして観察するとうちのネコはヘビに相対し、背中を丸めて興奮しながらも牽制していた。
ヘビはあまり大きいものではなく、毒も持っていなさそうだったので、少年はほうきで追っ払い、ネコを抱っこしてもう一度ハンモックに横になった。少年は、猫の背中を撫ぜてやりつつお腹の上で寝かしつけ、気持ちいい風に身を浸した。

気分良く熱弁する彼女と突風

本を読むのは趣味だけど全ての本に関して好きなはずはない。
江國香織の文章にとても魅力を感じる。
もう長いこと同じ作品を読んでいる状態だ。
主人公の梨果は、8年付き合った恋人の健吾と別れてしまうが、そのきっかけである華子と一緒に住むようになるという奇抜な話だ。
最後は驚きが大きく大胆な形だととれるが、最後まで読んだうえで振り返ると「確かに、この終わり方はありえるかもしれないな」というのを匂わせている。
との上、言葉のチョイスや登場させる音楽や、物などがお洒落。
ミリンダが出てくるとミリンダが飲みたくなるように書かれているし、べリンダ・カーライルや古内東子といったミュージシャンが出てくるとついついCDをかけてしまう。
物の表現の方法がうまいのだろう。
そして、「悲しい美しさだと思った」といった表現がどこから飛び出してくるのだろう。
こういった文章に惹かれ、寝る前に何度も同じ江國香織の本を読んでしまう。
好きな作家さんの作品との深夜の一時は夜更かしの発端なのだと感じる。

湿気の多い水曜の午後はひっそりと
じっと見てしまうくらい美人さんに会ったことがありますか?
私は一度ありました。
バスの中で20代前半くらいの女性。
同性の私ですが、ドキドキしてしまいました。
どれだけケアをしているか、という自分の努力もあると思います。
しかし、内側からにじみ出るオーラは確実にありますよね。
この世界には素敵な人が多くいらっしゃるんだなーと感じました。

月が見える火曜の昼はお酒を

学生時代の友人と前から遊びに行こうと約束をしていた。
いつもの駅のいつもの大きなエスカレーターの下。
そこで、ちょっと遅刻するとメールが入った。
駅のこの場所はみんなの集合スポットなので、待ち人もどんどんどこかへいってしまう。
mp3で音楽を聴きながら、その様子を見ていた。
それでもくたびれて近くのカフェに入り、オレンジジュースを飲んでいた。
その後、友達が待たせてごめんね!と言いながらきてくれた。
お昼どうする?と聞くと、パスタがいいかもとの事。
色々探してみたけれど、入りたい店を探せなかった。

陽気に走る兄さんと失くしたストラップ
私は、中学生のころから高校卒業まで、ほとんど向学心を持って生活してこなかった。
友達が一生懸命に取り組んでいても、私は課題で出された事を仕方なく行うといった感じだったように思う。
だけど、専門学校に入ってから自分の好きな分野の勉強が始まると、知識がするりと入ってくるようになった。
それから、社会に出て、見習い期間を過ぎて実際の業務になると、どうしても好き嫌い関わらず学習せざるを得なくなった。
楽しくないなど思う暇もなく、なにがあっても頭を使う期間が続いた。
学習続きのライフスタイルをしばらくすると、急に学生時代に怠った勉強をまたしたいと思うようになった。
今では、同じことを考えている人が近くに何人もいる。

天気の良い月曜の晩に足を伸ばして

梅雨もようやく明け、今日蝉が鳴き出してたのを聞いて、少年は「あぁ夏だなぁ。」と感じた。
もうすぐ夏休みという日曜の午前中、少年は縁側で入道雲を見ながらアイスクリームを舐めていた。
頭上では風鈴がときどき小気味いい音を立てていた。
朝から日が強く、日差しが少年の座った足を焦がしていた。
少年は半ズボン姿だった。
ほっぺたを伝って汗が流れ、アイスクリームも溶けて垂れてきた。
少年は、近くにある市民プールのオープンを待ち焦がれていた。

陽気に話す子供と濡れたTシャツ
ちいさいころから、本は好きでしたが、ただなんとなく、家の本棚や図書館にある本を読んでいました。
ちゃんと自分の意志で読み始めたのは、高校時代。
授業で、吉本ばななさんのムーンライトシャドウを学習してからです。
物語は、恋人を失ったヒロインの、高校時代の思い出が始まりです。
恋人を亡くすなんて経験なんてその当時もそれからも、もちろんありません。
しかし、高校生の私には主人公のやるせない気持ちが重なってきました。
複雑な感覚でした。
その子と、その時の私の年が近かった事、それもひとつの理由だと考えています。
その帰りに、それを買って帰ったのが文庫本を買った一番最初です。
このストーリーは、「キッチン」に収録されている作品です。
随分昔のストーリーですが、ずっと輝き続ける人気の本かもしれません。

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